- ■この資料は複数巻構成となっております
- 2019 ディスプレイ関連市場の現状と将来展望(上巻)(刊行:2019年09月26日)
- ■関連したテーマを持つレポートがあります
- 2020 ワールドワイドエレクトロニクス市場総調査 (刊行:2020年03月18日(予定))
- 2020 FPCの注目アプリケーションと先端技術・サプライチェーンに関する調査 (刊行:2020年01月20日)
- 2019 エレクトロニクス実装ニューマテリアル便覧 (刊行:2019年07月08日)
- 2019 次世代ディスプレイ技術と関連材料/プロセスの最新動向調査 (刊行:2019年07月04日)
-はじめに- |
- 2018年から2019年にかけては、中国における新規大型TFT LCDライン稼働やLTPS TFTライン本格稼働により、中国パネルメーカーの存在感がさらに高まっている。一方、韓国パネルメーカーはTFT LCDラインの生産能力削減に向けた動きやAMOLEDへのライン転用計画を発表するなど、AMOLED事業強化の戦略が明確となった。
- ディスプレイ部品材料市場としては、デバイス数量増加に伴いOLED関連部品材料が堅調な市場拡大を見せているが、TFT LCDに関連する部品材料は市場が低迷している品目も少なくない。
- OLED関連では、蒸着型発光材料や円偏光板などの既存部品材料の市場が今後も安定した拡大をみせる見通しである。また、将来的には、フォルダブル用部品材料、インクジェット対応部品材料、QD-OLED用部品材料など新規製品の市場拡大も期待される。
- LCD関連、タッチパネル関連では、今後の数量増加や大型化が見込まれる車載ディスプレイに関わる部品材料や高コントラスト、広色域を実現する高付加価値LCD用部品材料の市場が拡大する見通しである。
- 上述の市場環境を踏まえ、弊社では、本市場調査資料「2019 ディスプレイ関連市場の現状と将来展望(下巻)」において「LCD・OLED共通関連部材」「LCD関連部材」「OLED関連部材」「タッチパネル関連部材」を調査対象とし、最新の市場動向を把握した上で2024年までの将来予測を行った。
- 本市場調査資料は『液晶関連市場の現状と将来展望』として初版の刊行以来、28年目を迎える。2019年版では「ディスプレイデバイス」「アプリケーション機器」を対象とした上巻(2019年9月発刊)、「LCD・OLED共通関連部材」「LCD関連部材」「OLED関連部材」「タッチパネル関連部材」を対象とした下巻の2分冊で構成した。
- 年間10兆円以上のディスプレイ関連市場と最新トピックスを網羅するデータベースである本市場調査資料は、ディスプレイ関連市場に携わる各位にとって、今後の戦略立案の上で大いに参考にしていただける内容になったと確信している。関連企業各方面で広くご活用いただければ幸いである。
|
-調査目的- |
- 上巻では「ディスプレイデバイス市場」「アプリケーション機器市場」を網羅的に調査し、最新の市場動向をまとめたデータベースの提供を目的とした。
- 下巻では「LCD・OLED共通関連部材」「LCD関連部材」「OLED関連部材」「タッチパネル関連部材」を網羅的に調査し、最新の市場動向をまとめたデータベースの提供を目的とした。
|
-調査対象- |
- ■調査対象品目
-
LCD・OLED共通関連部材 |
5品目 |
ガラス基板、カラーレジスト、ブラックレジスト・ブラックカラムスペーサー、透明電極用ターゲット材、表面処理フィルム |
LCD関連部材 |
15品目 |
オーバーコート剤、フォトスペーサー、配向膜材料、液晶材料、シール剤、偏光板、偏光板保護フィルム・位相差フィルム、TV用バックライトユニット、車載用バックライトユニット、拡散シート、プリズムシート・マイクロレンズシート・輝度向上フィルム、反射シート、QDシート、バックライト用LED、拡散ビーズ |
OLED関連部材 |
14品目 |
フォルダブル用カバー材料(PI・フレキシブルガラス)、円偏光板、円偏光板保護フィルム・位相差フィルム、重合性液晶材料、封止材(OLED用)、TFT基板用ポリイミド、バンク用透明ポリイミド、蒸着型発光材料(EML)、正孔注入材料(HIL)、正孔輸送材料(HTL)、電子輸送材料(ETL)、電荷発生材料(CGL)、塗布型発光材料、QDインク |
タッチパネル関連部材 |
6品目 |
カバーガラス(元板)、カバー樹脂(元板)、車載用カバーガラス(完成品)、メタルメッシュフィルム、OCA、OCR |
|
-調査項目- |
- 1. 製品概要・定義
- 1) 対象製品の定義
2) 基本特性 3) 出荷形態
- 2. 業界構造
- 3. 注目技術・業界トピック
|
- 4. 市場動向
- 1) 市場規模推移・予測
2) タイプ別市場動向 3) 市場概況・見通し
- 5. 価格動向(2019年Q4時点)
- 6. 参入メーカー一覧および拠点情報
- 7. メーカーシェア(2018年実績・2019年見込)
- 8. 納入関係(2019年Q4時点)
|
|
-目次- |
- 1.0 総括(1)
-
- 1.1 ディスプレイ関連部品材料世界市場(3)
- 1.2 将来性分析(4)
- 1.2.1 ディスプレイ関連部品材料市場成長率ランキング(4)
1.2.2 ディスプレイ関連部品材料・タイプ別用途別市場成長率ランキング(5)
- 1.3 参考データ(ディスプレイデバイス・タッチパネル市場)(9)
-
- 1.3.1 ディスプレイデバイス世界市場・市場概況(9)
- 1.3.2 ディスプレイデバイスタイプ別市場規模推移・予測(11)
- 1.3.3 TFT用途別面積と平均サイズの推移・予測(14)
- 1.3.4 AMOLED用途別面積と平均サイズの推移・予測(17)
- 1.3.5 タッチパネル市場(20)
- 1.3.5.1 スマートフォン用タッチパネル(20)
1.3.5.2 車載用タッチパネル(24)
- 2.0 製造フローと材料需要(29)
- 2.1 a-Si TFT(TV)(31)
2.2 大型AMOLED(TV)(38) 2.3 中小型AMOLED(リジッド)(41) 2.4 中小型AMOLED(フレキシブル)(44) 2.5 タッチパネル(フィルムセンサー・インセル)(47)
- 3.0 業界動向(51)
- 3.1 韓国LCD生産ラインの見通し(53)
3.2 QD採用ディスプレイの最新動向(54) 3.3 インクジェット技術と関連部材の最新動向(59) 3.4 LCD高コントラスト化技術の動向(64) 3.5 先端車載ディスプレイ製品ロードマップ、技術動向(68) 3.6 フォルダブルディスプレイと関連部材の最新動向(73) 3.7 偏光板業界注目動向(76)
- 4.0 集計(79)
- 4.1 LCD・OLED共通関連部材(81)
4.2 LCD関連部材(82) 4.3 OLED関連部材(84) 4.4 タッチパネル関連部材(86)
- 5.0 部品材料個票(87)
-
5.1 LCD・OLED共通関連部材(89)
5.1.1 ガラス基板(91) 5.1.2 カラーレジスト(96) 5.1.3 ブラックレジスト・ブラックカラムスペーサー(101) |
5.1.4 透明電極用ターゲット材(106) 5.1.5 表面処理フィルム(110) |
5.2 LCD関連部材(115)
5.2.1 オーバーコート剤(117) 5.2.2 フォトスペーサー(121) 5.2.3 配向膜材料(125) 5.2.4 液晶材料(129) 5.2.5 シール剤(133) 5.2.6 偏光板(137) 5.2.7 偏光板保護フィルム・位相差フィルム(144) 5.2.8 TV用バックライトユニット(151) |
5.2.9 車載用バックライトユニット(155) 5.2.10 拡散シート(159) 5.2.11 プリズムシート・マイクロレンズシート・輝度向上フィルム(163) 5.2.12 反射シート(166) 5.2.13 QDシート(169) 5.2.14 バックライト用LED(174) 5.2.15 拡散ビーズ(179) |
5.3 OLED関連部材(183)
5.3.1 フォルダブル用カバー材料(透明ポリイミド・フレキシブルガラス)(185) 5.3.2 円偏光板(189) 5.3.3 円偏光板保護フィルム・位相差フィルム(193) 5.3.4 重合性液晶材料(197) 5.3.5 封止材(OLED用)(200) 5.3.6 TFT基板用ポリイミド(204) 5.3.7 バンク用透明ポリイミド(208) |
5.3.8 蒸着型発光材料(EML)(212) 5.3.9 正孔注入材料(HIL)(217) 5.3.10 正孔輸送材料(HTL)(221) 5.3.11 電子輸送材料(ETL)(225) 5.3.12 電荷発生材料(CGL)(229) 5.3.13 塗布型発光材料(232) 5.3.14 QDインク(235) |
5.4 タッチパネル関連部材(239)
5.4.1 カバーガラス(元板)(241) 5.4.2 カバー樹脂(元板)(246) 5.4.3 車載用カバーガラス(完成品)(250) |
5.4.4 メタルメッシュフィルム(254) 5.4.5 OCA(258) 5.4.6 OCR(262) |
|
|